ブリヂストンアンカー2018年モデル発表会&「ブリヂストンスポーツバイクフェスTOKYO」レポート

2017年11月1日(水)に、ブリヂストンサイクルのスポーツ車ブランド「BRIDGESTONE ANCHOR(ブリヂストンアンカー)」のニューモデル展示会が行われ、待望の2018年モデルが姿を現しました。

2018年モデルとして登場した注目のニューモデルは「RS8」と「RL8」。

RS8 ELITE

「RS8」は、レース向けのフラッグシップモデル「RS9」の基本設計を受け継ぎ、ブリヂストン中央研究所と共同で開発した、シミュレーションを最大限活用した推進力最大化解析技術「PROFOMAT(プロフォーマット)」もRS9同様に採用、ペダリングの力がロスすることなく駆動力として伝わり、よく進むフレームを実現しました。それでいて、カーボンの素材をミドルグレードにしているので、RS9よりもお求めやすい価格となっています。

RL8 EQUIPE

そして「RL8」は、ロングライド向けのトップグレード「RL9」の設計を受け継ぎ、やはりPROFOMATを用いて開発。推進力の犠牲にならない範囲であえて剛性を落とし、ロングライドで疲れにくいフレームになっています。こちらも、カーボンの素材をミドルグレードにすることで、RL9よりもお求めやすくなっています。

RL8W EQUIPE(女性向けモデル)

RL8、RL6には、男性用とはサイズ展開やパーツ構成を変えた女性専用バージョンも用意。ブリヂストン・アンカーが女性専用モデルをラインナップするようになって10周年ということで、パステル調のスペシャルカラーが発表されていました。

さらに、ブリヂストンアンカーのロードバイクを手軽に楽しんでもらえる入門モデルとして「RL3」も登場。とっつきやすいフラットハンドルモデルも用意されています。こちらは、アルミフレームのロングライド向けモデル「RL6」の設計を受け継いでおり、やはりPROFOMATが活かされています。これにより、ブリヂストンアンカーのレース向けおよびロングライド向けロードバイクは、入門モデルから最上位モデルまで、すべてPROFOMATが採用されたというわけです(キッズモデル、および後述のネオコットクロモリは除く)。

RNC7 EQUIPE

伝統の「ネオコットクロモリフレーム」にも注目。人気モデルの「RNC7」は、従来モデルより太い700×25Cタイヤを標準装備し、28Cまで対応となりました。

ネオコットクロモリフレーム25周年記念モデル

また、ネオコットクロモリフレームの登場25周年を記念した、50台限定のスペシャルモデルも登場しています。

販売店やメディアが集まった発表会の翌々日、11月3日(祝)には、一般ユーザーを対象とした「ブリヂストンスポーツバイクフェスTOKYO」も開催され、多くの人々がブリヂストンアンカーの2018年モデルを自分の目で確かめにきていました。

深浦祐哉選手

午前中には、デュアスロンで11年連続日本ランキング1位という輝かしい実績をもつ深浦祐哉選手によるトークショーがあり、箱根駅伝を目指して大学の陸上部に入るも故障により転機を迎え、ランとバイク(自転車)の複合競技であるデュアスロンに転向した経緯や、トレーニングで心がけていることなどについて話されていました。

ブリヂストンアンカーサイクリングチームの初山翔選手と、陸上の福島千里選手(北京・ロンドン・リオデジャネイロオリンピック日本代表)

午後には、ブリヂストン×明治プレゼンツのスペシャルトークステージとして、ブリヂストンアンカーサイクリングチームの初山翔選手と、女子短距離の第一人者として活躍している福島千里選手(北京・ロンドン・リオデジャネイロオリンピック日本代表、女子100m、200mの日本記録保持者)が登場。競技分野は異なるものの、同い年のアスリートである2人が、ロードバイクの楽しみ、走ることの楽しみ、アスリートとして日々気を遣っていることなどを話しました。

石橋学選手(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)

会場にはブリヂストンアンカーサイクリングチームの石橋学選手も姿をみせ、トレーニングツール「Zwift(ズイフト)」での1kmヒルクライムを披露。そして、来場者が同じ1kmのヒルクライムで石橋選手の記録+30秒以内を目指し、見事にクリアした人には記念品が贈られていました。

明治のプロテイン「SAVAS(ザバス)」やアミノ酸配合飲料「VAAM(ヴァーム)」のミニブースも登場

会場では、明治のプロテイン「SAVAS(ザバス)」やアミノ酸配合飲料「VAAM(ヴァーム)」の製品紹介やサンプル配布も行われていました。

自転車とは異なる競技のゲストを迎えることで、ロードバイクが好きな人だけではなく、これからロードバイクを始めたいと考えている人も多く来場し、会場ではスタッフの説明に熱心に聞き入る姿が多く見られました。

BRIDGESTONE GREEN LABELの自転車

会場の入り口には、BRIDGESTONE GREEN LABELのクロスバイクも並べられていました。BRIDGESTONE GREEN LABELのうちCYLVAとORDINA、そしてCHEROは今後、BRIDGESTONE ANCHORの取り扱い店でも販売される予定だそうです。

BRIDGESTONE ANCHORの2018年モデルについては、すでにWebサイトにデジタルカタログが掲載されているので、詳しくはそちらでどうぞ。

リンク: ブリヂストン グリーンレーベル | 通学・通勤向け自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社

また、BRIDGESTONE GREEN LABELの2018年モデルは、下記リンク先からチェックできます。

リンク: ブリヂストンのスポーツバイク アンカー|anchor

text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX

協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社

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