フレーム素材によるロードバイクの違いを知ろう

ロードバイクのフレームに使用される素材には、いくつかの種類があります。ブリヂストンサイクルのスポーツバイクブランド「BRIDGESTONE ANCHOR(ブリヂストンアンカー)」も例外ではありません。今回は、そんなフレーム素材の種類と違いについて紹介します。

ロードバイクに限らず自転車のフレームに使用される素材は、ひとつではありません。金属もあれば、金属以外のものもあります。それぞれの素材に特色があり、目的に応じて使い分けられているのです。

現在、ロードバイクに用いられる主な素材は「スチール」「アルミ」「カーボン」の3種類です。それぞれについて、みていきましょう。

●スチールフレーム

スチール、つまり鉄を用いたフレームです。鉄はフレーム素材として古くから使われており、現在でもシティサイクルからロードバイクまで、さまざまなジャンルでスチールフレームの自転車を見ることができます。スチールフレームは他の素材に比べて重くなるので、軽さが追求される現在のロードバイクにおいては主流とは言えませんが、今でも多くのファンがいます。

よく「スチールフレームは乗り心地が良い」という意見を聞きます。スチールフレームは素材自体が振動を吸収する特性をもっているので、一般的には身体への負担が少なくなります。ただ、乗った瞬間から乗り心地が良いと感じるかというと、そうでもありません。重く、ゴツゴツ感じる人もいるでしょう。その性能は、スチール合金の配合、フレームに用いるパイプの加工方法やフレームの設計などによっても変わってきます。

「クロモリ」という言葉もよく聞きますが、これはスチールの中でも、鉄にクロムやモリブデンを添加し強度と硬度にすぐれた「クロムモリブデン鋼」を使っているものを指しています。

ネオコットクロモリフレームの「RNC7 EQUIPE」

ブリヂストンアンカーでは、独自の工法で作られる「ネオコットクロモリフレーム」を採用したロードバイクやマウンテンバイクがラインナップされています。いずれも、もともとはレース用として開発されましたが、今ではライディングを楽しむためのモデルとして人気です。とくにロードバイクの「RNC3」や「RNC7」は、ブリヂストンアンカーのロードバイクの中では、その振動吸収性の高さから、ロングライド向きという位置付けです。

ネオコットクロモリフレームについては、下記リンク先の記事で紹介しています。

関連記事: ブリヂストンの「ものづくり」と「走り」への情熱を街乗りにも!RATIO &Cだけで手に入る「BRIDGESTONE NEOCOT」

●アルミフレーム

アルミニウムも、ロードバイクのフレーム素材として広く使われている金属です。厳密には、アルミだけでできているわけではなく、アルミを主な成分としてさまざまなもの(亜鉛やマグネシウムなど)を足した「アルミニウム合金」が使われています。アルミニウム合金は鉄よりも軽くコストパフォーマンスにも優れていることから、ロードバイクではエントリーグレードからミドルグレードまで、幅広く使われています。クロスバイクであれば、アルミフレームがほとんどです。

よくアルミフレームは「硬い」と言われますが、アルミ自体は柔らかく、かつ変形し続けると壊れてしまう金属です。そのままでは自転車のフレームに適さないので、剛性を確保して強度も高めるために、パイプの形状やフレームの作り方をいろいろ工夫した結果として、硬くなりました。剛性は高いので、パワーロスが少ないのがメリットです。

その後、アルミフレームの設計や製造方法はさらに進化して、今では「硬くない」アルミフレームも作られるようになりました。すでに「アルミフレーム=硬い」とも言い切れない時代になっています。

アルミフレームでロングライドでの乗り心地の良さを追求した「RL6 EQUIPE」

ブリヂストンアンカーのロードバイクでは、剛性が高くレースや本格的なスポーツライドに向いた「RS6」と、アルミながら乗り心地を良くしたロングライド向きの「RL6」および「RL3」をラインナップ。幅広いユーザーニーズに応えています。

●カーボンフレーム

今、ロードバイクの世界で主流となっているフレーム素材は「カーボン」、つまり炭素繊維です。ただし、カーボンといっても炭素繊維だけでできているわけではなく、繊維を固めるための樹脂を含んでおり、より正確に表現するならば「炭素繊維強化プラスチック」
となります。

一般的には、カーボンフレームは軽量で剛性が高く、そして振動吸収性もすぐれています。まさにロードバイクのフレーム素材としてはぴったりと言えるでしょう。また、作り方次第で剛性を重要視したバリバリのレース用フレームから、乗り心地を重視したロングライド用フレームまで、いかようにも作ることができます。

カーボンフレームをもつレース向けの最高峰モデル「RS9」

ブリヂストンアンカーのロードバイクでは、アルミフレームと同様に「RS」と名付けられたシリーズが高剛性でレース向きのもの、そして「RL」と名付けられたシリーズが、快適性が高くロングライドに向いたものとなっています。

●素材だけでなく、そのバイクのコンセプトを知ろう

このように、スチール/アルミ/カーボンにはそれぞれ違いがありますが、かといって素材だけでバイクの性格を一概に決めつけることもできません。結局のところ、そのバイクがどういう意図で作られているかが大事になってきます。

ブリヂストンアンカーの場合、Webサイトに「製品コンセプト」というページがあり、各シリーズがどのような意図で開発されたのかを知ることができます。これから購入する人も、そしてすでに購入した人も、この製品コンセプトのページを読めば、バイクへの理解がより深まるのではないでしょうか。

リンク: ブリヂストンのスポーツバイク アンカー

text_Gen SUGAI(CyclingEX) カタログ画像提供_ブリヂストンサイクル


1件のコメント

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)