ブリヂストンサイクルとナリフリが共同開発した「HELMZ(ヘルムズ)」。この自転車が紹介されるときによく「ストリートから生まれたスピードクルーザー」というフレーズが使われます。ニュースリリースにもそう書いてあったり。
2009年にHELMZが発表された際に「ストリート」や「スピードクルーザー」なんだか既視感を覚えたわけですが、そう、かつてブリヂストンサイクルのラインナップに、こんな自転車があったのです。
その名も「ストリートクルーザー」です。この画像は2001年のカタログのもの。ビーチクルーザーテイストのシティサイクルでした。2000年代前半、結構街で見かけたように思います。
トップチューブの形状が変化した「ストリートクルーザーS」もありました。改めて見ると、クランクやフェンダー、ライトなどもビーチクルーザーっぽい雰囲気ですね。
こちらは、2003年のカタログより。
ちなみに数年後には一般的なシティサイクルのクランクやチェーンケースになり、カゴやハブダイナモがついてライトも砲弾型ではなくなってしまいます。もしまだ初期のストリートクルーザーをお持ちの方がいれば、ぜひ大事にしてください。
今こういうデザインの電動アシスト自転車があったら、面白いんじゃないでしょうか。
text_Gen SUGAI(CyclingEX) カタログ画像提供_ブリヂストンサイクル
協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社