自転車に少し興味のある方なら、クロスバイクと聞いて思い浮かべるスタイルがあると思います。軽量なフレームとまっすぐなハンドル、そしてたくさんの段数のギア——しかし今回紹介するBRIDGESTONE GREEN LABELのクロスバイク「ORDINA F8B」は、一般的なクロスバイクとは大きく異なる特徴をもち、シンプルでありながら上質なクロスバイクなんです。
パッと見た印象では、ごくふつうのクロスバイクです。同じBRIDGESTONE GREEN LABELの「CYLVA F24」と同じように見えます。しかし。
ORDINA F8Bは「内装変速」と「ベルトドライブ」を採用しています。
「内装変速」とはなんでしょうか。もう少しチェックしていきましょう。
一般的なクロスバイクやロードバイクなどのスポーツ自転車は、左の写真のような「外装変速」を採用しています。ギアを変えるリアディレイラーと呼ばれる部品やギア歯(スプロケット)がついていて、シフトレバーを操作するとリアディレイラーが動いてチェーンが移動し、ギアが変わります。
一方、右の写真の「内装変速」は、ギアを変えるのに必要な機構が、リアハブと呼ばれる部品の中に収まっていて、ギアを変える際にチェーンを動かす必要がありません。
このORDINA F8Bも内装変速を採用し、変速ギアが付いていないように見えて、実は8段変速なのです。外装変速器と違って、変速のときにガチャガチャと音を立てることがなく、とてもスマート&スムーズな動作が魅力的です。
そして、ORDINA F8Bがもつもうひとつの大きな特徴が「ベルトドライブ」であるということ。
ベルトドライブは、文字どおりチェーンの替わりにベルトを使ったもので、シティサイクルではおなじみですね。チェーンとは違ってチェーンオイルの必要がなく、油汚れと無縁という大きなメリットがあります。
普段着でも乗っても、ズボンの裾を汚す心配がありません。専用設計されたギヤカバーはアルミ削り出しで、アルミの輝きが高級感を高めています。
内装変速とベルトドライブの組み合わせは、普段使いの自転車にはぴったりです。しかもORDINA F8Bは、BRIDGESTONE GREEN LABELの最上位モデルとして、すぐれた質感と機能をもっています。
日本のメーカー「シマノ」製の、シフトタッチに優れた内装変速用シフトレバー。
座り心地がよく、ほどよくスポーティーなサドル。
雨が降ってきてしまった時でも確実な制動力を発揮する、フロントディスクブレーキ。
光沢のあるシルバーを挿し色にした塗装も魅力です。
内装変速とベルトドライブによるスムーズな走りと、上質さをもったクロスバイク。それが「ORDINA F8B」です。
通勤や街乗りに、人と違った「上質なクロスバイク」が欲しいと考える人には、ぴったりです。
製品名 ORDINA F8B(オルディナ F8B)
価格 94,800円(税別)
製品情報 https://www.bscycle.co.jp/items/commuting/greenlabel/ordina/
※3年間盗難補償付き
text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX)
協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社