サイクリングのとき、自分がどこをどれくらいのスピードで走ったのか記録を残しておくと、後から振り返ることができます。
サイクリングの記録を残すには、GPSを搭載した自転車専用のサイクルコンピューターがあれば良いのですが、実じゃAndroidのスマートフォンやiPhoneでも、無料のアプリを使って同じことができるんです。
今回は、そんなアプリのひとつ「TOPEAK PanoBike+(トピーク パノバイクプラス)を紹介します。
[2020/11/22 追記] 下記で紹介しているTOPEAK PanoBike+が、2020年いっぱいでサービス終了となる旨がアプリ内でアナウンスされており、すでに新規ログ保存ができなくなっています。
●TOPEAK PanoBike+
価格:無料
Android 4.4以上、iOS 8.0以上
製品情報 http://www.topeak.jp/computer/panobike_plus.html
自転車用のポンプやツール、バッグ類などさまざまなアクセサリーで知られる「TOPEAK」が配布している、無料のサイクリングアプリです。今回はこのPanoBike+(iPhone版)を使って、サイクリングの記録を残してみます。
左がアプリの起動画面。そしてすぐに、右の画面に切り替わります。私は過去に何度もPanoBike+を使っているので、その累計データが表示されています。
サイクリングの記録を残すには、まず「走行を開始」と書かれたところをタップします。
次の画面で右下に「START」ボタンが表示されるので、これをタップするだけでOK。走り出せば、右の画面のように速度や距離、斜度といった情報が表示されます。
スマートフォンをハンドルバーにマウントできるものを使えば、スピードメーターの代わりになりますし、走行中はスマートフォンをポケットの中に入れておいても構いません。
停止中はアプリもオートポーズ機能が働きます。そして、サイクリングを終えるときは「ストップ」ボタンをタップすればOK。アクティビティに名前を付けて、保存しましょう。
GPSの軌跡、平均速度や最高速度のほか、消費カロリーや気温なども記録できます。
ケイデンス(ペダルの回転数)や心拍数といったデータは空欄になっていますが、スマートフォンと接続できるケイデンスセンサーや心拍センサーを用いれば、これらのデータを記録することもできます。
軌跡を地図で確認したり、速度と距離、標高の関係をチェックしたりといったことも、PanoBike+上で可能です。
PanoBike+からFacebookに画像を添えて投稿したり、PanoBike+で記録したデータを、トレーニングデータなどを共有できるサービス「Strava」にエクスポートすることもできます。
このように、無料のアプリでもなかなか便利に使うことができます。TOPEAKからはスマートフォンをハンドルにマウントするバッグも豊富に発売されているので、メーターがわりにもなるのです。以下に、TOPAEKの製品をひとつ紹介しておきます。
●TOPEAK SmartPhone DryBag 6″
価格:2,700円(税別)
製品情報 http://www.topeak.jp/bag/bag31200.html
※走行中のスマートフォン操作は危険なのでやめましょう。
text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX)
協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社