豊富なカラーバリエーションに込められたこだわり—BRIDGESTONE GREEN LABEL企画・開発担当者インタビュー(後編)

改めて「BRIDGESTONE GREEN LABEL」の魅力を掘り起こすため「中の人」にお話を聞く企画の後編として、今回は「カラー」に着目。引き続き、商品企画担当の村河裕紀さんと、デザイナーの宇津見俊さんにご登場いただきます。

前編はこちら: 見た目も使い心地もあきらめない自転車を選ぼう!BRIDGESTONE GREEN LABEL企画・開発担当者インタビュー(前編)

BRIDGESTONE GREEN LABEL 2019年モデル新カラーの「源泉」

「ふだんのカジュアルな服装に似合い、日常生活の中で使っていただけたらという想い」で開発されているという、BRIDGESTONE GREEN LABEL。その自転車たちは、街の風景にすっとなじむカラーとまとっています。そして、カラーのバリエーションが豊富であることも、大きな特徴となっているのです。とくに2019年モデルでは、やさしい、やわらかい雰囲気のカラーが登場しています。

BRIDGESTONE GREEN LABELのカラーを検討する上で、そのアイディアの源泉はどこにあるのでしょうか。

デザイナーの宇津見さんは、ファッションのみならず、自転車以外のさまざまな分野を観察し、次のトレンドを探っています。

「例えば東京モーターショーや東京オートサロンといったクルマのイベント、そしてミラノサローネ(※1)などはもちろんチェックしています。また、個人的に注目しているのが、ギフトショー(※2)です。さまざまな生活雑貨が集まるショーで、女性向けの商品がどんなカラーになっているのかなど、トレンドをつかむにはぴったりなんです」(宇津見さん)

※1 ミラノサローネ:ミラノサローネ国際家具見本市。
※2 ギフトショー:東京インターナショナル・ギフト・ショー。

宇津見さんと商品企画を担当する村河さんは、BRIDGESTONE GREEN LABELのカラーについても頻繁に意見を交わしています。村河さんも、カラーについて話すときは、自転車以外の何かをモチーフにして、それを共通言語にしています。

「例えば、TOTEBOX(トートボックス)の2019年モデルには“E.Xヴィンテージイエロー”というカラーがありますが、これはフォルクスワーゲン・ビートル(Type1が正式モデル名の、空冷エンジンを搭載した旧ビートル)のちょっと年季の入ったイエローから着想を得ています。社内でも、デザイン初期の段階からそのようなイメージを伝え、進めていました」(村河さん)

なるほど、ヴィンテージと名が付くくらいですから70年代以前のイメージだとは理解していましたが、ビートルと聞いて納得です。筆者は「古いダッジのバンみたい」という印象をもっていましたが、あながち外れてなかったようです。

美しい塗装を実現するためのこだわり

宇津見さんによれば、ひとつのカラーを決めるにもたくさんの工程があると言います。ありものの塗料から選んで終わりということでは、ないようです。

「カラーを決める際には、最初は30以上の候補があり、その中から10色程度に絞り込んで、さらに検討を重ねてひとつのカラーが決まります。デザイナー立ち会いのもと何度も調色を試したり、実際に太陽光で評価したりといった作業の繰り返しです」(宇津見さん)

とくにBRIDGESTONE GREEN LABELの2019年モデルでは、E.XアーバンコーラルやE.Xアーバングレーといった淡いカラーを揃えており、その微妙な色調については徹底的にこだわっていると言います。

「実は、カラーによって塗り方やロゴの入れ方も異なっています。例えばCYLVA F24には2018年モデルからマット&グロスブラックというカラーがありますが、こちらはマットブラックをベースに、マスキングをしてグロス(艶あり)のブラックとロゴを塗り重ねています。一方、新色のE.Xアーバンコーラル等はロゴの部分が水転写のデカールです。デカールは下地の透け具合など細かな調整が必要です」

「しかもCYLVA F24などはフレームのダウンチューブが涙滴型で、デカールを貼る面が少し上を向いていますが、この角度によっても見え方が変わります。そういった様々な要素がある中で、ありものの塗料で満足することなく、理想のカラーを追求し続けています」

他にも、季節の変化によって色が違ってしまわないように塗装ラインを管理したり、フレームに物がぶつかったときにも剥がれにくいようにしたりと、見栄えから耐久性・耐候性に至るまでたくさんの課題をクリアしつつ、理想のフレームカラーが実現されています。

しかも、1色や2色ではなく、豊富なカラーバリエーションを実現しているのは、BRIDGESTONE GREEN LABELが選ばれる理由のひとつになっていると言えるでしょう。

みなさんもぜひ、店頭でBRIDGESTONE GREEN LABELのカラーをチェックしてみてください。2019年モデルで追加された新色については1月の記事で紹介していますので、あわせてごらんください。

関連記事: BRIDGESTONE GREEN LABEL 2019年モデル新色紹介:TOTEBOX & VEGAS編
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リンク: ブリヂストン グリーンレーベル | 自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社

text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX


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