写真で見るBRIDGESTONE GREENLABEL:シティサイクル的な使い勝手を併せ持つクロスバイク「ordina S3F」

ordina S3Fは、27型のシティサイクルと同じタイヤサイズを採用し、泥除けやスタンドが標準装備された、実用性の高いクロスバイク。日常の使い勝手に優れているだけでなく、クロスバイクらしい走りの良さも魅力です。今回はそんなordina S3Fのディティールを見ていきましょう。

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軽くて丈夫なアルミフレームを採用するordina S3F。クロスバイクに「これが必要だ」「これがあったらいいな」と思うような装備はひととおり付いているので、お得感があります。

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力強いデザインのアルミフレーム。

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ブリヂストンのロゴが入った、乾電池式のLEDヘッドライトを標準装備。リフレクター(反射板)やベルも、もちろん備わっています。

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しっかりとした泥除け(フェンダー)が前後輪に備わっています。通勤や通学などで雨が降ってきてしまった時や、雨上がりなどでも安心です。

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「クロスバイクにはスタンドを付けない」という人もいますが、街で使うならやっぱりスタンドがあったほうが便利です。サイドスタンドを標準装備。

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フレームやフロントフォークには、キャリアの取り付け台座も用意されています。オプションで、フロントキャリアやフロントバスケットを取り付けることも可能です。

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ブレーキは、クロスバイクでは一般的な「Vブレーキ」と呼ばれるもの。確実な制動力を発揮します。

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フロントブレーキをかけたとき、急に効きすぎて前輪がロックする危険性を低減させる「パワーモジュレーター」が付いています。

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リアのブレーキも、Vブレーキです。

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リアディレイラーは、シマノ・アルタス。7段変速です。

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フロントディレイラーはシマノ・ターニーで、3段変速。つまり3×7の21段変速です。平地から坂道まで、ひととおりカバーしてくれます。

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ハンドルの右側に取り付けられた、グリップ式のシフター。こちらでリアの変速を操作します。

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フロント用のシフターは、ハンドルの左側に取り付けられています。フリクションタイプという、少し珍しいタイプのものが採用されています。使い方については後ほど。

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ステムは、スポーツ車で一般的なアヘッドタイプが用いられています。

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シートポストを固定するクランプも、ロードバイクやクロスバイクでおなじみの、アーレンキー(六角レンチ)を用いるものです。

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一方、ホイールの固定はクイックではなく、前後ともにシティサイクルでおなじみのナット止め。

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サドルは、ペダリングを妨げないスポーティな形状をしていますが、クッション性も良好です。

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フレームには、スポーツ車によく見られるボトルケージ台座が備わっています。500mlペットボトルに対応するボトルケージを取り付ければ、ちょっとしたサイクリングのとき便利でしょう。

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軽量ですべりにくい、樹脂製のペダル。

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太すぎず細すぎず、街乗りにちょうどよい太さのタイヤです。

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タイヤサイズは、27×1-3/8インチ。27型のシティサイクルで一般的なものなので、街の自転車屋さんでの入手性に優れています。

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空気を入れるバルブは、シティサイクルと共通の英式です。

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耐久性に優れたリムを採用しています。

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ちなみに、27×1-3/8インチのタイヤと、ロードバイクやクロスバイクで一般的な700Cとでは、前者の方が少し外径が大きいのです。

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自転車の安全基準「BAA」に適合しているので、安心して使うことができます。

さて、せっかくの機会なので、短い距離ではありますが青山界隈で試乗させていただきました。

泥除けやスタンドを装備したクロスバイクであり、使われているパーツも丈夫さを重視していると見受けられるものが多いので、重たい自転車なのではないかと想像していました。実際、持ってみると軽いというわけではありません(一般的なシティサイクルよりはだいぶ軽く感じますが)。

しかし実際にまたがって走り出してみると、漕ぎ出しからスムーズに気持ち良く進んでいき、同じブリヂストン・グリーンレーベルのCYLVA F24等に通ずるものを感じます。もちろん単純に比較すればCYLVA F24のほうが軽快ですが、実用性を重視した“シティサイクル寄り”のクロスバイクとしては十分です。

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さて、先ほども出てきた、フロントギアの変速をするために、ハンドルの左に取り付けられたグリップシフト。フリクションタイプという、少し珍しいタイプが採用されています。

一般的なフロント変速用グリップシフトですと、変速段数の目盛りが1/2/3と振ってあり、シフターをカチッ、カチッと操作することでギアが変わります。1度カチッと動けば、1段変速します(インデックス機構と言います)。

しかし、ordina S3Fに採用されているフリクションタイプには、+/-(プラス/マイナス)の表記しかありません。シフト操作をすると、カチカチカツッと細かいクリック感があり、操作にあわせて少しずつフロントディレイラーが動き、ギアが変わろうとするのがわかります。そして、チェーンが移動してちゃんとギアが変わるまで、操作し続ける必要があります。どこまで操作するかは、自分で判断しなくてはいけません。この操作は、少しだけ慣れが必要です。

ただ、フリクションタイプの場合、例えばシフトのワイヤーが伸びてきても、シフターを動かす量で調節できてしまうので、それを「メリット」と呼ぶこともできるでしょう。

リンク: BRIDGESTONE GREEN LABEL

text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX

最終更新:2016年10月10日

協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社

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