水不要の万能クリーナー「Green Drive Waterless Multi Cleaner」で自転車をきれいにしよう!

あと1週間ほどで2016年も終わり。1年のしめくくりに、毎日使ってきた自転車をお掃除してみてはいかがでしょう。今回は、自転車をきれいにしたいときにぴったりな、ブリヂストンサイクルの「Green Drive Waterless Multi Cleaner」を紹介します。

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こちらがその、Green Drive Waterless Multi Cleanerです。洗浄したい場所に泡を吹き付けて拭き取るだけの、簡単なクリーナーで、ノンシリコーンタイプのためブレーキ周りにも使用できます。有機溶剤を含んでいないので、フレーム塗装やパーツ表面を痛めにくいのも特徴です。

容量420ml、価格は1,000円(税別)となっています。

そこで今回は実際に、このクリーナーを使って自転車をきれいにしてみたいと思います。

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使い捨て手袋を着用し、手にはWaterless Multi Cleaner。準備万端です。

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まずはやはりフレームだろうということで、トップチューブにクリーナーを吹き付けます。

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そしてマイクロファイバークロス(ペーパータオルやウエスでも構いません)で拭き取りました。

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ブリヂストンサイクルから撮影用にお借りしたクロスバイクなので、そんなに汚れてはいないのですが、それでもフレームにうっすら付いていた汚れが取れて、とてもきれいになりました。

次なるターゲットは泥除け。

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今回使用した自転車の場合、屋内保管で雨中走行もしていないわけですが、泥除けをよく見ると、実はホコリなどの汚れがウロコ状に付いていました。

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というわけで、クリーナーを吹き付けます。写真のようにそれなりに飛び散りますので、屋内で作業する場合はダンボールを敷くなどしたほうが良いでしょう。

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拭き取るだけで、きれいになります。

どんどんやりましょう。

リムの掃除にだって使えますよ。

ブレーキ周りからサドル、ハンドルまで、Waterless Multi Cleanerでどんどんきれいになります。ちなみに、足回りとフレームや体に触れるパーツの上回りとでは、拭き取るものを使い分けると良いでしょう。油汚れを拭き取ったものでそのままグリップを拭いては、元も子もないですからね。

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自転車掃除の本丸、それはチェーン周りでしょう。今回はワコーズのチェーンクリーナーをチェーンに吹き付けました。

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チェーンの全周にチェーンクリーナーを吹き付けましょう。

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そして、チェーンをブラシでゴシゴシ。使い古しの⻭ブラシなどを利⽤しても良いでしょう。

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全周に渡ってゴシゴシしたら、ここでWaterless Multi Cleanerの登場です。やはりチェーン全周に渡って、クリーナーを吹き付けます。

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そして、ウエス等で拭き取ります。普段使いしているクロスバイクのチェーン清掃なら、これで十分。Waterless Multi Cleanerを使えば、その名のとおり水を使わないで作業できるのも大きなポイントです。

今回は割愛しますが、チェーンの掃除をした後は、チェーンオイルをさしてあげてください(ブリヂストン Green Driveのチェーンオイルもあります)。

さて、何か他にも掃除できるものはないかなぁ……と思って作業場を見回すと。

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オフロードを走行したまま放置されていた、MTBのタイヤがありましたので、試しにWaterless Multi Cleanerを吹き付けてみました。

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おお、汚れが落ちました。何度かやって見ましたが、しつこいものには吹き付け→拭き取りを2回行うと効果的でした。

Waterless Multi Cleanerは「吹き付けて、拭き取る」タイプのクリーナーですので、表面についた汚れに対してはかなり有効です。「白い表皮のサドルに染み込んだ汚れ」のようなものには向きませんが、自転車を手早くきれいにするには役立つ製品と言えるでしょう。

新しい年は、きれいな自転車で——。ケミカル類を活用して、ぜひ愛車をきれいにしてあげてください。

リンク: Green Drive

text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX)/Adviser_drawer

協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社