今から7年前の2010年は、前年2009年10月にブリヂストンサイクルが創立60周年を迎え、その記念としてニューモデルや限定モデルが発表されていたのですが、今回紹介する「citta(チッタ)」も、そんな記念モデルのひとつです。
ブリヂストンサイクル株式会社(社長:渡辺 恵次)は、創立60周年を記念し、大人の小径スポーツ車「チッタ」を2010年4月中旬より限定台数500台にて発売します。
「チッタ」は、ブリヂストンサイクルの60周年記念商品の第5弾にあたり、団塊世代を中心とした“休日を楽しくかっこよく過ごしたい”大人へ向けた、新しいスタイルのスポーツ車です。
情報源: 大人の小径スポーツ自転車 「チッタ」新発売|ニュースリリース 2010 |ブリヂストンサイクル株式会社
「団塊世代」と極めて限定的にしてしまうところは良くも悪くもブリヂストンサイクルだと思いますが、ごらんのとおり上品なシルエットの小径車でした。
細身のクロモリチューブを用いたフレームは、トップチューブをホリゾンタルデザインとしながらも、ヘッドチューブ付近でカーブを描くことでトップチューブの位置を低くし、またぎやすいものとなっています。
24インチというホイールサイズは、漕ぎ出しの軽さや取り回しの良さ、そして走りの良さを狙ってものもの。これよりホイールが大きいと小径車ではなくなってしまいますし、小径車らしいデザインと走行性能、扱いやすさをマッチさせる絶妙の設定と言えるのではないでしょうか。重量は10.4kgと、なかなか軽量な自転車でもありました。
500台限定で、当時の価格は99,800円(消費税5%込み)でした。
ちなみに現在のラインナップでスポーツ系の小径車というと、こちら。
「CHeRO(クエロ)」の20インチモデルですね。
クラシックテイストのクロモリフレーム採用モデルで(フロントフォークはハイテンスチール)、カスタムベースにして楽しまれている方もいるようです。
リンク: CheRO 20|chero|BRIDGESTONE GREEN LABEL
text_Gen SUGAI(CyclingEX) カタログ画像提供_ブリヂストンサイクル
協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社
先月9/28 20時以降に東大宮のステーキ宮の近くで盗難されました(T-T)乗った距離はわずかで気に入って部屋中に置いていました 台数が少ないので#368をお気づきの方は薄謝いたします