BRI-CHANの記事でときどき登場するコンパクトなシティサイクル「マークローザ ミニ」。現在はモデルチェンジされ「マークローザ M7」として販売されているもので、小さいながらも軽快に走り、街中の移動が楽しくなる自転車です。
昨年の夏、ハンドルにドリンクホルダー(ボトルケージ)を取り付けましたが、秋以降はいったん取り外して、現在はまったくのノーマル状態です。
BRIDGESTONE GREEN LABELのMARKROSA(マークローザ)シリーズにはフロントキャリアが標準装備されています。以前からこれを活用したいと思っていたのですが、今回はフロントバスケット(前カゴ)を取り付けてみることにしました。
このフロントキャリアにぴったりな純正の前カゴがあるので確認してみると、ブラウンの籐風バスケットがよさそう。
ただ、今回はせっかくなのだから、本物の籐にしてみようか?
本物の籐を使った前カゴは意外と選択肢が少ないのですが、比較的入手しやすそうなものを見つけたので、ショップを通じて取り寄せてみることに。
というわけで、いきなり取り付け済みの写真です。今回はJOYCARGOというブランドの天然籐角型バスケットを使用しました。価格は販売店によって結構違うのですが、まぁ、数千円です。
天然の籐を使ったバスケットはどうしても劣化しやすいのですが、この製品は随所にワイヤーも使われていて、見た目よりしっかりした印象です。ブラウンのカラーも、マークローザーシリーズの一部カラーで使われているブラウンのグリップやサドルとぴったりで、なかなかの好印象。
ちなみに、前カゴを取り付ける台座の役目を果たすフロントキャリアがはじめから装着されていましたが、今回の籐カゴを取り付けるには、少々加工が必要でした。簡単に言えば、バスケットの形状や取り付け金具の位置に合わせて、キャリアそのものやステーの角度を微調整する必要がありました。
このような作業はマークローザーに限らず、前カゴを取り付ける際にはどうしても(ときにはメーカー純正品であっても)生じてしまいます。今回はキャリア等の角度を変えるだけでしたが、場合によっては、フロントキャリアを生かせず、別途ステーを用意する必要もあるかもしれません。カゴの購入と取り付けは、自転車屋さんにお願いするのがベターです。
ふだんこのマークローザを使っているYUMIに聞くと、実は以前から前カゴを付けたかったとのこと。今回の企画で念願?がかなったわけですね。というわけでさっそく使ってもらったところ、
・ワイヤーバスケットにはない優しい色合いで、見た目が自転車にぴったり
・ワイヤーバスケットだと硬いものをいれると跳ねたり音がしたりするけれど、それがない
・(編み目が細かいので)小さなものでも落ちにくい
……といった点を気に入ったそうです。
取り付けの手間こそかかるものの、ルックスと実用性を兼ねたカスタムとして、籐カゴはなかなかよいですね。ただし天然の籐を使っている以上、風雨にさらされると劣化してしまうので、できれば軒下や屋内で保管してあげましょう。
今回の籐カゴが気になった方は「JOYCARGO 天然 籐 バスケット」で検索してみてください。
リンク: マークローザ | ブリヂストン グリーンレーベル | 通学・通勤向け自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社
text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX)
協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社
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