秋。暑くもなく、寒くもない。つまり、自転車に乗るには最高の季節。
そんな季節の晴れた日曜日、手元にはブリヂストンサイクルからお借りしたオシャレミニベロ、CHeRO(クエロ)の20インチモデルが到着しています。これは、走りに行かないわけにはいきません。ちなみに今回お借りしたCHeROのフレームカラーは、落ち着いたブラウン(正式名称はビターブラウン)。前回お借りしたイエローもよかったけど、こっちもイイ色です。
さて、そんなCHeROと今日は三浦半島を「海沿いサイクリング」することにしました。わたくし、流行りモノにはしっかりのっかっていくタイプですので!(編集部注:執筆者の@nadokazuはTVアニメ「ろんぐらいだぁす!」の影響を受けています)
まずは、京急の浦賀駅まで輪行するところからスタートします。電車を使って走りに行けると本当に世界が広がるので「クイックリリースで(工具無しで)前後のホイールが簡単に外れる」というのは、自転車生活を楽しむための必須条件だと思います。
横浜からおよそ40分で、京急本線を走る電車は浦賀駅に到着。前後のホイールを取り付けて、外していたワイヤーをブレーキアームに引っかければ出発準備完了です。
走り出してすぐに、海沿いに整備された遊歩道が目に入ります。自転車は走行禁止なので降りて押し歩く必要がありますが、浦賀湾と港湾施設が間近に見られます。
しばらく走って久里浜のフェリー乗り場を過ぎ、トンネルを抜けて下っていくと右カーブの先にある金田湾が視界に飛び込んできます。ロードバイクだと思わずスピードを出して駆け抜けてしまうところなのですが、ここはミニベロらしくのんびりペースで景色を楽しみながら進みます。
野比交差点の手前には、三浦半島観光連絡協議会によって設置されたマイルストーン(記念撮影用モニュメント)がありました。三浦半島各地に設置されたマイルストーンを回るスタンプラリーも企画されているようなので、参加してみると楽しいかもしれません。
カメラスタンドまで設置してくれる念の入れようです。
情報源: サイクリングロードマップ | LAUMI(ラウミ) 三浦半島観光サイト
津久井浜沿いを抜けて、三浦海岸交差点を左に曲がるとクルマの通行量がグッと少なくなって走りやすくなり、ツーリング気分も盛り上がります。でも、ここでシャカリキにペダルを回して走り去るのはもったいない。海岸沿いでひと休みしましょう。
さっきのマイルストーンもそうですが、景色がいいところや気になるモノやお店があったところでパッと自転車を止められる。こんなふうに走り急がないスタイルこそ、CHeROという自転車のキャラクターだと個人的には強く思います。
さて、ひと休みしたのは景色をゆっくり楽しむ以外に、もうひとつ理由があります。そう、この先は結構なアップダウンが連続する、ヒルクライム頻出ステージになるからです。
最初の難所は金田港の先にあるヒルクラポイント、通称「亜美ちゃん坂」。距離約800mで標高差約50m、平均斜度は7~8%。ミニベロ+フラットバー+フラットペダルのCHeROには厳しいステージですが、ローギアでゆっくり進んでクリアします(これが意外と走れちゃうのも、CHeROのキャラクター)。
この坂を登り切ると、こんな風景が広がります。頑張って上った甲斐があるというものです。
そして、さらに走るとロードバイクで走っていても心をヘシ折られる光景が。宮川公園の前の登り坂です。「ああ、この先進んでいくとあの坂を越えないといけないのか……」と、来るたびに絶望しています。
とはいえ、この坂を越えてしまえば、あとはゴールの江ノ島まで多少のアップダウンがあるもののキツイ坂はありません。実は寝坊して出発が遅れていたこともあり、立石公園や逗子海岸、由比ヶ浜などには立ち寄れずに、そのまま走って江ノ島に到着しました。
なんだか後半の30kmは、脇目も振らずに走っただけになってしまいました。ですが、CHeROが本格的なツーリング性能を持っている、というのは断言してよさそうです。
次はどこに行こうかな~。
●今回の走行ルート
●今回使用した自転車:CHeRO 20(税別55,800円)
リンク: CheRO 20|chero|BRIDGESTONE GREEN LABEL
text&photo_などかず(@nadokazu)
プロフィール:広告会社勤務のWebプロデューサー。2台の自転車を所有し、週末のサイクリングと写真撮影を楽しむ。家族サービスの時間を確保するために、サイクリングは早朝が多いというお父さん。Instagramアカウントはこちら
協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社
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