BRIDGESTONE GREEN LABEL(ブリヂストン グリーンレーベル)のクロスバイク「CYLVA F24(シルヴァ F24)」は、初めてのスポーツサイクルとしては手が届きやすい、52,800円(税別)という価格設定。しかし、自転車に詳しくない方から見ると「街乗りに使う自転車が5万円もするの?」と思われることでしょう。
実際に、自転車屋さんの店頭やインターネット通販では、2万円以下の「クロスバイク」も販売されています。そしてパッと見た感じでは、どちらも大差ないように見えますよね。
では、2万円のクロスバイクと5万円のクロスバイクでは、実際にどこが異なるのでしょうか。
シマノのパーツがたくさん使われている
2万円のクロスバイクと5万円のクロスバイクの大きな違いとしてまず挙げられるのは、CYLVA F24のような5万円クラスのクロスバイクになると、日本はおろか世界を代表する自転車部品メーカー「シマノ」のパーツがより多く採用されているということです。
シマノのパーツとして有名なのは変速機ですが、変速機本体だけでなく、ギアクランクまでシマノで統一されているケースは、5万円クラスでも意外と珍しい存在。それより安価なクロスバイクでは、より珍しくなります。
クロスバイクのようなスポーツ自転車にとって、変速機やギアクランクといった部品の完成度は、走りの快適さ、気持ち良さに直接関わってきます。ここが、品質に定評のあるシマノで統一されていれば、それだけで安心です。
ブレーキもシマノなら快適な使い心地
そして、ブレーキもシマノであれば、より使い心地が良くなります。
もちろん、シマノ以外のブレーキでもきちんと止まったり、スピードをコントロールすることは可能です。ただ、より細かいスピードのコントロールや、ブレーキレバーを握った際の「しっかり感」については、やはりシマノに分があると言えるでしょう。
2万円〜3万円クラスのクロスバイクで、ブレーキまでシマノ製というものは、なかなかお目にかかれません。
フレームサイズが複数用意されている
自転車には、乗る人の体格に合わせて「フレームサイズ」が用意されています。
CYLVA F24の場合であれば、390mm、440mm、490mm、540mmが設定されており、この4種類で身長139cmから190cmまでカバーしています(目安です)。
上の写真の黒いほうは、適正身長範囲が139cm~154cmの390mmサイズ、そして白いほうは適正身長範囲が175cm~190cmの540mmサイズです。その大きさの違いは、一目瞭然ですね。
そして安価なクロスバイクでは、サイズが1種類しか用意されていないことが多いのです。
どちらが乗り手にとって親切かは、言うまでもありません。
耐久性に優れている
クロスバイクに使われているパーツの耐久性も、ある程度価格に比例すると言って良いでしょう。
とくにCYLVA F24の場合は、内部にパンクガードを設けて耐久性にすぐれたタイヤを標準装備しています。パンクのリスクが少ないのはもちろん、長持ちするタイヤなので、安心して乗ることができるでしょう。
また、CYLVA F24は自転車の安全・環境基準である「BAA」に適合しています。BAAはフレームから細かいパーツまで規定が定められているので、BAAに適合していることは、とくに街乗りで使う自転車においては、品質を判断するひとつの基準となるでしょう。
CYLVA F24なら盗難保険がついている
CYLVA F24特有のポイントについても紹介しましょう。
せっかく買ったクロスバイクが盗難被害にあったら悲しいものですが、CYLVA F24には3年間の盗難保険がついています。
「ブリヂストン3年間自転車盗難補償」は、電動アシストではない自転車の場合、万が一盗まれてしまっても、3,000円(税別)で補償されます(要加入登録および防犯登録)。
盗まれないにこしたことはありませんが、盗難補償があるのと無いのとでは大違いですね。
2万円と5万円、おすすめクロスバイクはどっち?
以上のように、5万円クラスのクロスバイクには、価格なりのメリットがあります。総合的に考えれば、価格差以上のメリットがあるとも言えるでしょう。
今回の記事を作るにあたりアドバイスをくださったドゥロワー・ザ・バイクストアの山路さんは「購入時のイニシャルコストでは高いと思っても、数年間使うトータルコストを考えたら、ある程度いいものを選ぶのがおすすめ」と話します。
もちろん価格だけを目安にすることはできませんが、CYLVA F24のような総合力の高いクロスバイクであれば、安心して通勤や通学、サイクリングを楽しむことができるでしょう。
●今回紹介した自転車 CYLVA F24(シルヴァ F24)
価格 52,800円(税別)
製品情報 https://www.bscycle.co.jp/items/commuting/greenlabel/cylva/index.html
※3年間盗難補償付き
記事協力:ドゥロワー・ザ・バイクストア
関連記事:自転車のある暮らしを体験しよう — 東京・青山のRATIO &Cで「FEEL &RIDE IN TOKYO」を開催
text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX)
[最終更新:2020/12/24]
協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社
1件のコメント
ただいまコメントは受け付けていません。