写真が好きなので、いろいろな被写体を撮っていますが、中でも飛行機は好きな被写体のひとつです。野鳥みたいに近づいても逃げませんし、何より空港の近くに行きさえすれば、確実に撮れるところが素晴らしすぎます。
そんなわけで、今日は「自転車の背景に飛行機が写った写真を撮ろう」と思い立ちました。
目的地は多摩川河口にある、浮島町公園。羽田空港に着陸する飛行機が目の前を通過していく、有名な撮影ポイントです。200~300mm程度の望遠レンズがあれば、飛行機がアップで撮れます。
出かける前に飛行機の飛行状況がリアルタイムに確認できるアプリ「Flightradar24」で、着陸に使われている滑走路を確認。どうやら大丈夫そうです(風向きによっては反対側の滑走路を使われてしまうので、この事前確認は必須なのです)。
さて、家を出たら鶴見川CRを経由して、まずは多摩川を目指します。ロードの時は国道15号を使いますが、今日はミニベロでのんびりペース。なので、国道から1本入った砂子通り(旧東海道)を使います。八丁畷の踏切を渡り、川崎駅前を抜けるとすぐに多摩川。多摩川沿いを河口に向かって走り、産業道路を越えれば対岸に羽田空港が見えてきます。
このまま川沿いを進んでしまうと行き止まりになので、ここからは国道409号に移動。巨大な石油精製プラントを横目に見て、クルマで通っているときには気づかない重油のにおいを感じながら走ります。そして3kmほどで、浮島町公園に到着です。
CHeROを停めてカメラを取り出すと、すぐに飛行機が降りてきました。なるべく大きく写るように、場所やズームを調整しながらシャッターを切ってきます。しばらく撮りつづけて、ようやくタイミングの合う一枚が撮れました。
対岸には、これから飛び立つ機体が並んでいます。
帰路は、京浜工業地帯のど真ん中を抜けるルートを選択。ルート途中の夜光地区には、工場夜景の撮影スポットが近くにあるので立ち寄ってみました。
出発から帰宅まで、およそ30km。気まぐれに自転車を停めて写真を撮りながら、何の苦もなく走りきってしまいました。三浦半島を走ったときも思ったのですが、ロードほどでは無いにせよ、侮れない走行性能を持っています。しかも前傾がキツくないので、視界がとても広い。お世辞抜きで、走っていて本当に楽しい自転車ですね。
●今回使用した自転車:CHeRO 20(税別55,800円)
リンク: CheRO 20|chero|BRIDGESTONE GREEN LABEL
text&photo_などかず(@nadokazu)
プロフィール:広告会社勤務のWebプロデューサー。2台の自転車を所有し、週末のサイクリングと写真撮影を楽しむ。家族サービスの時間を確保するために、サイクリングは早朝が多いというお父さん。Instagramアカウントはこちら
協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社
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