CHeROでPHOTO散歩 2:江ノ電に沿って走って、鎌倉の路地裏を冒険する。

自転車が好きで、カメラも好き。だから「自転車で走って、写真を撮って遊ぶ」というのは、個人的には最高な休日の過ごし方になります。のんびり走っても楽しめてフォトジェニックなCHeROが、そんな「写真+自転車」なスタイルに向いていないはずがありません。

というわけで今回は鎌倉方面に向かうことにしましたが、片道およそ30km。一眼レフを担いで走るには、少々酷な距離です。そんなとき、CHeROの製品ページにこんな記述を見つけました。

『タイヤの取り外しがカンタンなクイックレバー方式』

つまり、輪行袋が自転車を逆さにして収納するタイプ(例/モンベルのコンパクトリンコウバッグ)なら、ロードバイクと同じように輪行できちゃうのですね。タイヤがボルト留めされている、普通のシティサイクルにはできない芸当です。

輪行準備は、思いのほか簡単。まずはCHeROを逆さまにして、ブレーキワイヤーをキャリパーから外します。そしてクイックを緩めてタイヤを外し、バンドでフレームに固定。あとは、輪行袋に収納するだけです。

DSC_9659

ミニベロでタイヤを外しているとはいえ、それなりの大きさです。邪魔にならないよう、人の少ないグリーン車の通路に置くことにしました。グリーン料金で電車代は跳ね上がりますが、自転車運搬費用と考えれば安いものです。

DSC_9665

藤沢駅で電車を降り、CHeROを組み立てて出発。江ノ電の線路沿いを走っていると、踏切が鳴り始めたので、さっそく電車絡みの写真を一枚。

DSC_9693

線路沿いの道が無くなったので、適当にハンドルを切って進んでいくと、クルマが入って来れない細い路地を伝って、住宅街の中に迷い込んでしまいました。

遠くに聞こえる電車の音。風に揺れる木の葉のざわめき。ただの住宅街なのに、なんだかとてもいい感じです。急ぐ旅ではないからこそ、こんな風に感じられる余裕がある。これはCHeROという自転車のキャラが持っている、本当にいいところですね。

DSC_9720

しばらく走ると、見覚えのある場所に出ました。江ノ電が路面電車になる「併用軌道」区間です。

DSC_9765

併用軌道区間を走って腰越駅を過ぎると。海に出ました。青い空と海、白い雲。そして、潮風。やっぱり海沿いを走ると、テンション上がりますねー。

DSC_9794

長谷駅の先で、また路地裏に迷い込みます。CHeROでのんびり走っていると、ロードバイクの時とは見えてくるものがやっぱり違う。路地を抜けた先に海が見える、小説のワンシーンに出てきそうなシチュエーションにも自然と出会えます。

DSC_9864

鎌倉駅周辺は雑踏で写真どころではないので華麗にスルーして、今日のゴール、鎌倉市浄明寺の「アルファベッティカフェ(http://alphabetticafe.com/)」に到着しました。この店でいちばんのお気に入りメニュー「アルファベッティバーガー」をオプションてんこ盛りで注文。消費した分よりも、数倍多いカロリーを補給してしまいました。

DSC_9872

CHeRO、もう間もなく返却期限なのですが、乗りまくっているうちに素で気に入ってしまいました。返却したくない…。そうだ、もう一台CHeROを買って、それを返却すれば、この子をウチの子にできるんじゃ!?

●今回使用した自転車:CHeRO 20(税別55,800円)

リンク: CHeRO 20|chero|BRIDGESTONE GREEN LABEL

text&photo_などかず(@nadokazu)

プロフィール:広告会社勤務のWebプロデューサー。2台の自転車を所有し、週末のサイクリングと写真撮影を楽しむ。家族サービスの時間を確保するために、サイクリングは早朝が多いというお父さん。Instagramアカウントはこちら

協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社

4件のコメント

ただいまコメントは受け付けていません。