自転車をパンクさせないための第一歩はちゃんと空気を入れること

通勤や通学など、決まった時間までに行かなければならないときに、自転車のタイヤがパンクしてしまうと本当に困りますよね。では、パンクしないためにはどうすれば良いでしょうか。

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残念ながら「絶対にパンクしない」ようにすることは難しいのですが、それでも、ごく簡単なポイントを押さえておくだけで「パンクしにくい自転車」にすることは可能なんです。

そのポイントとは、ずばり「耐パンク性能の高いタイヤを使うこと」と「空気をちゃんと入れておくこと」の2点です。

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まず「耐パンク性能の高いタイヤを使うこと」。ブリヂストンサイクルのような大手メーカーのシティサイクルやクロスバイクは、基本的にはデイリーユースに適した丈夫なタイヤが標準装備されています(自転車専門店以外で売られている激安自転車はその限りではありません)。

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とくにブリヂストンのクロスバイク「シルヴァ」のF24/F27/F8Bには、タイヤ内部に耐パンク性能を高めるプロテクターを配しており、パンクリスクを軽減してくれます。はじめからそういった自転車を選ぶのも手です。

情報源: CYLVA|BRIDGESTONE GREEN LABEL

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しかし、いくらパンクしにくいタイヤを使っていても、2つめのポイント「空気をちゃんと入れておくこと」ができていないと意味がありません。逆に言えば、ちゃんと空気を入れておくだけで、かなり違ってきます。段差などでタイヤの中のチューブが押しつぶされるなどしてパンクするリスクが、大幅に軽減されるのです。

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まずは自転車のタイヤに記された、指定空気圧を確認しましょう。空気圧は、下限〜上限が書かれていたり、上限だけが記されていたりしますが、何かしらの数値表記が見つかるはずです。

そして、空気を入れるバルブの種類を確認しましょう。

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これはシティサイクルで一般的な、英式バルブ。説明のためにキャップを外してありますが、ふだんはキャップを付けておきましょう。

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こちらは、ロードバイクなどスポーツ自転車に多い、仏式(フレンチ)バルブ。また、ここでは写真がありませんが「米式バルブ」というものもあります(クルマのタイヤと同じタイプです)。バルブの種類を確認して、対応する空気入れを使用しましょう。

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仏式バルブに英式アダプターを装着すると、英式バルブ用の空気入れを使うことができます。

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空気入れは、メーター(ゲージ)が付いているものが便利。空気圧の単位には主に「bar」と「psi」がありますが、タイヤも、空気入れのメーターも、「bar」と「psi」を併記している場合がほとんどです。このメーターに書かれた数字を見ながら、空気を入れましょう。

ただし、ひとつ重要な注意が。英式バルブはその構造上、空気入れにメーターが付いていても、正確なタイヤ空気圧を測ることができません(大まかな目安としては使うことができます)。一度自転車屋さんで空気を入れてもらい、タイヤを指で押して、その感触も覚えておくのが良いでしょう。また、バルブの中にある「虫ゴム」という部品が劣化すると、すぐに空気が抜けてしまいます。購入してから年月が経っている自転車は、虫ゴムの状態もチェックしてもらい、劣化している場合は交換してください。

仏式バルブや英式バルブの場合は、タイヤに記された空気圧の範囲内で空気を入れます(こちらの場合も、メーターにはある程度誤差があることは心得ておきましょう)。

タイヤに空気圧の数値がひとつ(上限)しか書かれていない場合、上限いっぱい入れるのではなく、8〜9割ほどにしておくのが良いでしょう。空気をたくさん入れすぎても乗り心地が悪くなり、車輪のリムにも負担がかかってしまいます。

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普段使いのシティサイクルやクロスバイクであっても、2週間に1回程度は空気が入っているか確認して、抜けているようなら(基本的に、少しずつ抜けていきます)空気を入れてあげましょう。面倒くさがりやさんは、自転車屋さんにお願いしましょう!

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text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX

協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社

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