ブリヂストン グリーンレーベルの「MARKROSA 3S(マークローザ 3S)」は、スタッガードデザインとクルーザー風のハンドルが醸し出す、レトロなテイストが特徴の自転車です。
27インチのタイヤと細身のフレームによって、堂々としつつもスラリとしたイメージをもっているのも、魅力のひとつ。
このMARKROSA 3Sを適切なサドル高に設定すると、乗っている人もスラリと見えてかっこいいんです。
まずはMARKROSA 3Sのディティールを簡単にチェックしましょう。
目立つのは、なんといってもこの、クルーザー風のハンドルですね。
手前に引かれた形状になっていて、ゆったりとした乗車姿勢をとることができます。
サドルはブラウンで、こちらもMARKROSAシリーズらしいと言いますか、レトロな感じがいいですね。
サドルの高さ調節は、このクイックレバーで行います。
さて、サドルの高さは乗る人の身長によって異なりますが、身長160cmの女性をモデルとして、例をお見せしたいと思います。
シティサイクルに乗っている方の多くが、止まった状態で足のかかとがべったり地面に着く状態にしているのではないでしょうか。それを、上の写真のように、かかとが少し浮くぐらいにしてみてください。
かかとは、これくらい浮いても、大丈夫です。
これだとずいぶんとサドルが高いのでは……と思われるかもしれません。走っている姿を見るとどうでしょうか。
ペダルを下まで踏みおろしたときに、ほどよく足が伸びています。
ペダルが上に来たとき、ひざが窮屈ではありません。スムーズにペダリングできています。
クルーザー風のハンドルを握れば、自然と見晴らしもよくなります。そして何より、低すぎるサドル高で乗っている時よりも「シュッ」としているんです。大人の女性にこそ、適切なサドル高でMARKROSA 3Sのスタイルの良さを活かしていただきたいです。
かかとが浮いていると信号待ちの時に怖い……と思うようであれば、停止時にサドルの前に降りるようにしてみましょう。これなら、信号待ちの時も安心。何度か練習すれば、自然にできるようになりますよ。
今回はMARKROSA 3Sと女性の組み合わせで紹介しましたが、サドル高が適正だとカッコよく見えるのは、男女共通。みなさんもぜひ、試してみてください。適切なサドル高がわからない場合は、自転車屋さんに相談してみましょう!
●今回使用した自転車 MARKROSA 3S(マークローザ 3S)
価格 47,800円(税別)
製品情報 https://www.bscycle.co.jp/items/commuting/greenlabel/cylva/index.html
※3年間盗難補償付き
text&photo_Gen SUGAI(CyclingEX)
model_Yumi TAKADA
取材協力:ブリヂストンサイクル
協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社