TB1eでめぐる横浜水道みち後編:津久井湖畔までまっすぐに行こう!

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米軍住宅を迂回した先にあるコンビニで冷たい飲み物とパンを買って簡単な補給を済ませ、その近くで本日3枚目の看板をゲット。

双葉遊園地内

水源の取水口だったところまで20kmと書かれていますが、これは水道管とトロッコ軌道のルート上の話。まあ、それでも大きくは違わないかな?

水道みちの行く先を見ると、ちょっとした塔が見えます。とりあえずあの塔を目指します。

今回使ったTB1eは2021年モデル

相変わらず暑く、そして風が強いのですが、電動アシストクロスバイクだと一定の負荷、一定のスピードで走ることができるのは助かります。平坦でも向かい風の時などは「今日は電動アシストでよかった」と思いました。

先ほどの塔までやってきました。こちらは「相模原麻溝公園」です。隣接する県立相模原公園と合わせると、かなり大きな公園です。そして相模原麻溝公園のシンボルが、この「グリーンタワー相模原」。実は「展望室はエアコンが効いているはず」と期待して登ったのですが——。

リンク: 神奈川県立相模原公園

リンク: 施設案内 相模原麻溝公園(総合公園)|相模原市

おお、すごい。横浜水道みちが眼下に伸びていて、その先には横浜ランドマークタワーが見えています。

「水道みち」を感じるには、絶好の場所なのでした。

北のほうを見ると、県立相模原公園にある庭園が見えます。

そしてその先にチラッと見える水面は「相模原沈澱池」と言って、今回辿っている横浜水道みちとは別系統の水道で使われている沈澱池です。

情報源: 横浜の水道 横浜市

余談ですが、あたり一帯の広大な敷地は旧日本陸軍の練兵場跡。上の写真の庭園は、射撃場の跡地なんだとか。

県立相模原公園は昭和48年から座間小銃射撃場跡地を中心に相模野の面影が残る樹林と桑畑を買収して整備しましたが、その後平成4年の全国都市緑化フェアの開催を機に隣接する市立相模原麻溝公園とともに全面的に再整備されました。

情報源: 相模原公園 公式サイト 園内マップ

女子美術大学付近

水道みちは女子美術大学の横を通り抜けていきますが、そこで本日4枚目の看板を発見。横には石柱があります。

女子美術大学付近

ここが、当時の取入口から18kmであることを示しています。

相変わらず、ところどころに水道施設らしきものが現れます。

相模原麻溝公園の先は、相模川の河岸段丘を降りるかたちになり、緑の中を走り抜ければ本日5枚目の看板です。日本で初めて、すべて電気溶接で作られた水管橋が架けられていたそうです。

昭和7(1932)年に、全部電気溶接の水管橋が日本で初めて架けられた所です。現在の水道管は川の下を通っています。

情報源: 「横浜水道創設水道導水路」の看板概要図(PDF)

周辺は草木が生い茂り、道保川の水辺でもあるせいか少しひんやりしていました。

ふたたび灼熱の世界に戻り、しばらく進むと巨大な塔が見えてきました。

これまた別系統の水道の「相模原調圧水槽」というもので、高さは約50mとのこと。近くの「あざみがや」交差点で本日6枚目の看板をゲットです。

看板の斜め前には、神奈川県内広域水道企業団の高さ約50mの相模原調圧水槽がそびえ立っています。

情報源: 「横浜水道創設水道導水路」の看板概要図(PDF)

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協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社