ブリヂストンの主力クロスバイクとして販売されていた「CYLVA(シルヴァ)F24」。現在は後継の「XB1」が登場していますが、CYLVA F24を愛用している方も、たくさんいらっしゃるかと思います。今回は、そんなCYLVA F24オーナーさんに向けて「タイヤ交換で走りの印象を変える」という提案です。もちろん、XB1やANCHOR RL1などにも応用できますよ。
こちらが、CYLVA F24。2019年モデルのノーマル状態です。
標準で「リベルク」というタイヤが採用されており、そのサイズは700×32Cです。
このタイヤ、走りの安定感がある上に丈夫で長持ちなのですが、せっかくなので少し軽くて細いタイヤに交換してみようと思います。
そこで今回紹介するのが、こちらのタイヤ。
「ディスタンザタフ(高耐パンク)700×28C」です。ビードからビードまで——要するにタイヤの全体——を覆うパンクプロテクターを備えていて、パンクやサイドカットが起きにくいスポーツ車用タイヤです。
タイヤの肩の部分には溝と細かいパターンがありますが、センター部分はスリックになっており、軽い走行感を実現しています。
CYLVA F24が標準装備している700×32Cのリベルクよりもひと回り細いサイズなので、見た目の印象も軽快です。
ディスタンザタフ(高耐パンク)700×28Cを装着したCYLAV F24を、横から見るとこんな感じ。1枚目のノーマル状態と比較すると、よりスポーティーになったと思いませんか?
※サドル/グリップ/ペダルは過去の記事で交換しました(コチラ)
見た目だけではなくて、実際に乗ってみても軽快感が増しているのがわかります。センター部分がスリックであるだけでなく、実はタイヤそのものが軽いのです。このCYLVA F24が標準装備していたリベルク 700×32Cが約495gなのに対して、ディスタンザタフ(高耐パンク)700×28Cは約345g。タイヤ交換によって、前後で300gの軽量化もできました。
もちろん、ノーマルの優れた安定感を好む方も多いでしょうから、リベルクを使い続け、そして消耗したらまたリベルクに交換するというのも堅実な選択です。一方で、今よりも軽快な走行感を手に入れたいと考えているなら、走りの軽さと耐パンク性能を両立させたディスタンザタフ(高耐パンク)700×28Cは、おすすめです。
交換タイミングが気になっている方やタイヤ交換が不慣れな方は、ショップで相談してみるとよいでしょう。
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協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社