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2017-04-07

ブリヂストンサイクル名車紹介:もう一度自転車に乗ろう——そんな気持ちに応えた大人のためのスポーツサイクル「abios」

若い頃にロードマンでサイクリングを楽しんでいたような大人が、もう一度、風を切って颯爽と走るよろこびを味わいたい……そんなときに最適な自転車は何でしょうか。2004年にブリヂストンサイクルが出した答えのひとつが、今回紹介する「abios(アビオス)」でした。

大人の男性をメインターゲットにしたスポーツ自転車ですが、サッとまたがることができるスタッガード型のフレームを採用。そして700Cより小回りの効く26インチのホイールに、1.0サイズの細いタイヤを装着し、ロードバイクのような軽快な走りを実現。

ジャパネスクを意識した、深いブルーやグリーンをイメージカラーとして、日本の古い街並みになじむデザインでした。

初期のラインナップは「ツアラー」と「プレイヤー」の2種類です。

こちらが「ツアラー」で、上位モデルに位置していました。ツアラーを特徴づけているのは、ハンドルです。

スポンジグリップが取り付けられた、ブルホーンバーでした。シフターとブレーキレバーは、フラットハンドルと同じ位置に取り付けられています。現行のブリヂストンサイクル製品だと「HELMZ(ヘルムズ)」にフラットバー用のシフターとブレーキレバーを使用したブルホーンハンドルモデルがありますが、その源泉と言えるかもしれません。

そしてこちらが、プレイヤーです。フラットハンドルと角度調整ができるアジャスタブルステムを採用し、フロントギアをシングルとしたベーシックモデルでした。

ツアラーが10.4kg、プレイヤーが10.8kg(ともに42サイズ)と、なかなか軽量な自転車でもありました。メインターゲットは大人の男性で、カタログ等のクリエイティブも40〜50代男性を狙ったと思われるデザインでしたが、またぎやすいフレームで、身長150cm前後から乗ることができたため、女性ユーザーも見受けられました。

当時の価格は、ツアラーが85,000円(税別)、プレイヤーが52,000円(税別)でした。

2004年の登場後、ベルトドライブモデルの追加を経て2009年まで販売されました。このあとordina(オルディナ)が登場することになりますが、初期のordinaにはこのabiosのイメージを受け継ぎ、男女問わず乗ることができるスタッガードモデルが用意されていました。

text_Gen SUGAI(CyclingEX) カタログ画像提供_ブリヂストンサイクル


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