TB1eでめぐる横浜水道みち:日本初の近代水道とトロッコ軌道

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ここからは、少し駆け足で紹介していきます。国道16号(旧道、八王子街道)と、道路としての「水道道」が交わる筑池交差点付近からは、終始一般道を通ります。水道みちの案内看板を見つけて止まるときは、周囲によりいっそう注意したいところ。

相鉄線の鶴ヶ峰駅から先、道路としての水道道は、西谷浄水場へと向かっています。現代の水道管も、そちらのルートをたどります。ただ、かつての水道管ルート(今回たどっている水道みち)は、市道鶴ヶ峰天王町線を経由するようです。そして仏向町というバス停のあたりで、現代の水道道と合流します。

途中、相鉄線の西横浜駅で線路に突き当たってしまいます。自転車も乗せられるエレベーターと歩道橋がありますが、駅の利用者が多いときは素直に迂回したほうがよいかもしれません。

その名も「水道道」のバス停

線路を越えた先には「水道道」というバス停がありました。さあ、ゴールの野毛山公園もだいぶ近くなってきたはずです。

「藤棚交番」の前で丸い案内看板を見つけ、ふと気づけばあとは野毛山公園を残すだけ。もう着いたも同然!などと思っていたのですが……あれ?この坂を登るの!?

激しいアップダウンの連続で「20%」なんて標識もあります。しかしそこは、電動アシスト、デュアルドライブのTB1e! ここぞとばかりパワーモードにして、激坂をぐいぐい登っていきます。下り坂は、回生ブレーキを効かせつつ慎重に、慎重に。

そしてついに、野毛山公園に到着。動物園から帰る家族連れを横目に、駐輪場にTB1eを置いて野毛山配水池へ向かいます。横浜に初めて近代水道が敷設された際、この地に浄水場が作られました。残念ながら浄水場自体は関東大震災で壊れてしまい、そこに配水池が再建されたのです。

というわけで、案内看板もありました。鶴間公園からの後半については、コンプリート(のはず)。

近代水道発祥の地として、その指揮を執ったイギリス人・ヘンリー・スペンサー・パーマーの胸像があります。

せっかく野毛山公園まで来たのだから、もう少し走って横浜市役所まで来ました。

津久井から敷かれた水道管を通った水は、この横浜の地で共用栓から街中に提供されたり、港で船舶に積まれたりしたそうです。今回は南町田グランベリーパークのあたりから横浜側をたどっただけですが、実際にここまで来て見るとなかなかの感慨があります。水道が完成したときの関係者の感慨は、どれだけのものだったでしょう。

個人的にも、横浜のこのあたりに来るのは何年かぶり。ロープウェイ、本当にあるんだ……。

最後に、今回のログを貼っておきます。

南町田グランベリーパーク・鶴間公園を基点として野毛山公園までだと、22kmちょっと。おおむね平坦なのですが、途中寄り道した大貫谷戸水路橋付近や野毛山公園手前の激坂3連発では、アシストパワーの恩恵は絶大でした。 平地はエコモードかオートモードにして、淡々と進むのがよさそうです。

リンク: 電動クロスバイク TB1e(ティービーワンe) | ブリヂストンサイクル株式会社

text&photo_SUGAI Gen

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