レトロカジュアルにピッタリなCHeROシリーズの最上位モデルとして、ドロップハンドルを装備した「CHeRO Drop」は、往年の名車「ロードマン」に通ずる雰囲気が人気。今回はオプションのフェンダーやキャリアを装着して、ツーリング車ふうに仕立てた姿をご紹介します。
- 製品名 CHeRO Drop（クエロ ドロップ）
- 価格 99,800円（税別）
- 専用オプション：クエロ用フロントキャリヤ 2,720円（税別）
- 専用オプション：クエロ用リヤキャリヤ 4,620円（税別）
- 専用オプション：クエロ用フルドロヨケセット 6,500円（税別）
- 純正オプション：ツーリングペダル 5,900円（税別）
- 純正オプション：トゥークリップ 4,950円（税別）
- 製品情報 https://www.bscycle.co.jp/greenlabel/chero/drop.html
- 製品情報（ペダル＆トゥークリップ） http://www.bscycle.co.jp/bcsp/
CHeROシリーズの特徴は、何といってもトラディショナルな佇まいを見せるクロモリフレーム。細身でスタイリッシュなだけでなく、やさしい乗り心地を実現しています。
こちらは、フロントバッグの積載に便利なクエロ用フロントキャリヤ（税別2,720円）。
そして、スリムなデザインのクエロ用リアキャリア（税別4,620円）。キャリアの上に荷物を載せても良いですが、サイドバッグやパニアバッグが似合うでしょう。
前後のフェンダーも「クエロ用フルドロヨケセット」として用意されています（税別6,500円）。アルミ製で軽く仕上がっており、クエロ専用設計なのでよく似合っています。
ドロップハンドルを装備しています。バーテープはあくまでも「レザーふう」なのですが、落ち着いたブラウンで雰囲気は出ています。
ステアリングコラムに、昔ながらのシフトレバーを装着しています。右側のレバーがリアの変速用、左側のレバーがフロントの変速用です。
ブレーキレバーは通常のドロップハンドルの位置のほか、ハンドル中央付近にフラットハンドルと同じようなサブブレーキレバーが取り付けられているので、ビギナーでも安心してブレーキングが可能です。
フロントの変速は2段。歯数は46×34Tで、ズボンの裾を汚さないようにガードも装備。クランクは、フレームサイズがお大きいほうには長さ170mm、小さいほうには長さ165mmのものが付いています。フロントディレイラーは、シマノ・クラリスです。
リアは8段変速で、スプロケットの歯数は11-30T。リアディレイラーも、シマノ・クラリスです。
ブレーキはカンチ式。太めのタイヤを履くのに適しています。
サドルもレザーテイストで、鋲打ちがおしゃれ。
シートポストを固定するクランプは、アーレンキーで締めるタイプ。カンチブレーキ用アウター受けの固定も兼ねています。
トップチューブ上では、ブレーキのアウターケーブルがバンド止めされています。なかなかマニアック。
ボトルケージ台座はダウンチューブにひとつだけなので、ダブルボトルにするには工夫が必要です。ここは将来改良して欲しいところ。
タイヤは700×32Cで、サイドがアメ色になっています。
空気を入れるバルブは、仏式（フレンチ）です。
自転車の安全基準「BAA」に適合。ヘッドライトやリフレクターが標準装備です。
改めて、キャリア＆ドロヨケ装着状態でのシルエットです。フレームサイズは、510mmと540mmの2種類が用意されています。
ここで、クエロ専用オプションとは別に、ブリヂストンサイクルがスポーツ車用に発売しているオプションを紹介しましょう。
こちらは、ブリヂストンサイクルが三ヶ島製作所に特注した、ツーリングペダル（税別5,900円）と、トゥークリップ（税別4,950円）。カラーはゴールドのほかに、ピンクも用意されています。クエロに装着すると、ちょっと華やかなイメージになります。
510mmサイズで12.3kgという重量のクエロ ドロップに前後フェンダーとドロヨケを装着しているので、今回の撮影車はお世辞にも軽いとは言えない状態。しかし流して走る分には、フラットハンドルのクエロ同様に気持ちが良いものです。
キャリアとドロヨケを取り付けたこの状態であれば、自転車通勤からポタリングまで、幅広く活躍してくれるでしょう。サイドバッグも是非取り付けたいところです。
text＆photo_Gen SUGAI（CyclingEX）
協力・協賛：ブリヂストンサイクル株式会社
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