CYLVA F6Fで横浜の三大商店街を巡る

横浜といえば、みなとみらいや中華街、山下公園、元町あたりをイメージされる方が多いと思いますが、じつはそういったメジャーな観光地以外にも横浜の魅力を感じられる場所があるんです。

そのひとつが「商店街」。

横浜三大商店街として知られる「六角橋商店街」、「洪福寺松原商店街」、「横浜橋商店街」は、いずれも昭和の雰囲気が濃厚に漂うディープなスポット。昔ながらの商店街っていわゆるシャッター通りになっているところも多いですが、この三か所はいまもバリバリの現役で活気があります。

という訳で今回は「CYLVA F6F」と共に商店街巡りへ。佐藤おすすめのB級グルメを紹介しつつ、片道10㎞のサイクリングに出かけたいと思います。

<写真と文:佐藤旅宇>

スタート地は港北区にある岸根公園。ここの駐車場は土日でも30分100円と料金が比較的リーズナブル。ここから最初の目的地である六角橋商店街へは約1.5㎞ほどです。

愛車の「スズキ・スプラッシュ」は、コンパクトカーのなかでもとくにトランクスペースが小さい部類でしょう。ロードバイクだとリアシートを畳んでも前後車輪を外さなければ積載できないのですが、F6Fならばご覧の通り、余裕ありまくり。その気になれば4台は積めると思います。

六角橋商店街へは横浜上麻生線を東神奈川方面へ走ることになります。ここの歩道はかなり狭いので車道を走るようにしましょう。

六角橋商店街は約170店舗が軒を連ねるのですが、ここんちで面白いのは何といってもメインストリートに並行して伸びるアーケード、通称「ふれあい通り」です。すれ違うのがやっとの狭い路地に個性的なお店がひしめいており、何ともレトロな空間です。もちろん自転車で進入することはできないので、近くの駐輪場を利用することになります。

ここは食料品だけではなく、雑貨や洋服などを扱うお店も多数あります。写真はアンティークウォッチを扱う「ファイヤーキッズ」というお店。ショーウインドウを眺めると何と19万8000円也のオメガもありました。

こちらは猫をモチーフにした雑貨や洋服をそろえる「ムーンキャット」。端から端まで猫関連のグッズで埋め尽くされているのですが、店先に「ネコだけの店ではありません」という貼り紙がしてあって笑いを誘います。

「キッチン友」はテレビドラマ『孤独のグルメ』に登場したことで一躍有名になったお店です。

ちなみに写真が全体的に窮屈なのは、路地が狭すぎて離れて撮ることができないからです。今回はAPS-Cの一眼レフカメラに35㎜の単焦点レンズを持っていったのですが、これが完全に失敗。スマホのカメラを多用することになりました。商店街巡りにはワイドレンズを持っていきましょう。

僕のおすすめはこちら。「味楽」というお店なのですが、入り口を見ただけでは串焼き屋なのかラーメン屋なのか分かりません。おまけにここ海鮮もやってるんですよ。

そしてランチのメニューは完全に中華料理屋(笑) 30年前から変わっていないのでは?と思うような格安メニューが並びます。

数あるメニューから選んだのは焼き餃子定食。何と580円! 中国人のご夫婦が経営されていることもあり、皮までしっかりと手作りの本格派。もちもちした食感です。

六角橋商店街を堪能した後は旧東海道を経由しつつ、洪福寺松原商店街へ。沿道には桜が咲いておりました。

もろに元闇市って感じの雑多な雰囲気がここの魅力です。商店街のなかは歩行者天国となっており、大勢のお客さんで賑わっておりました。年末になるとTⅤなどで「ハマのアメ横」として取り上げられることも多いです。

マグロを一匹丸ごと解体していたりと、鮮魚類の品揃えは目を見張るものがあります。

ここに来たらぜひ食べてもらいたいのが三増屋のおでん。自家製のはんぺんやさつま揚げといったおでん種を売っているお店なのですが、おでんそのものを購入することもできます。

またテイクアウトだけではなく、その場で食べることも可能。店の前にあるドラム缶(!)をテーブル代わりにするのですが、戦後の闇市へタイムスリップしたような気分に浸れます。1個60円ですが、しっかり煮込まれており、家庭ではなかなか出すことのできない味が楽しめます。

横浜橋商店街へ向かう途中に現れるのが「霞橋(かすみばし)」。昭和3年に竣工した鉄筋コンクリートのアーチ橋ですが、モダンな意匠のためか古さを感じません。

横浜商店街にほど近い大岡川は桜の名所。日曜日だったこともあってカメラを手にした人が大勢いました。

横浜橋商店街はアーケードで覆われている全天候型の商店街です。

ここは食料品、とくに総菜類が充実しており、僕のような食いしん坊はそれらを眺めて歩くだけで楽しい時間が過ごせます。

台湾の名物らしいですが、普通の商店街ではまず見かけない茶卵。茶葉と香辛料で煮込んで作るゆで卵です。

なかにはこんなお店も。酒屋さんなのですが、ドン・キホーテもびっくりのもの凄い圧縮陳列です。

この辺りには昔から在日コリアンが多く住んでいることもあって韓国食材や韓国料理をリーズナブルに味わうことができますよ。

韓国食材屋さんで売っていた特大の海鮮チヂミ(500円)をテイクアウトして旅を締めくくりました。完全に消費したカロリーを上回ってますなこれは……。

全国どこにいっても大資本のチェーン店が幅をきかせている現代にあって、こうした個人のお店が寄り集まった昔ながらの商店街は、遠方からでもわざわざ行く価値のある場所になりつつあると思います。皆様もぜひ!

●マップ

●今回使用した自転車:CYLVA F6F(税別44,800円)

リンク: シルヴァ | ブリヂストン グリーンレーベル | 通学・通勤向け自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社

車両提供:ブリヂストンサイクル

text&photo_Ryo SATO


1件のコメント

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)