2022年も残りわずか。そこで今回は、BRI-CHANで年末の恒例になりつつある、1年の振り返りをしてみたいと思います。今年はどんな記事が掲載されたでしょうか?
1月:おいしい食事と自転車の相性は、いいんです
BRI-CHANが2022年に意識していたのは、サイクリングに他の楽しみをプラスするのではなく、何か楽しみなことに自転車をプラスするということ。とくに自転車は体を動かすものですから、食べることとの相性は抜群だと思うのです。1月は、そんな記事を連続して掲載しました。
2月:春を見据えて「自転車通勤」&「チェアリング」
寒さの真っ只中だった2月ですが、春からやってみたいこととして「チェアリング」と「自転車通勤」を取り上げました。チェアリングといっても、自転車の場合はお酒を飲むことはできませんから、駄菓子屋さんのお菓子を食べつつ読書をするという内容。今見返すと、写真からも寒さが伝わってきますが……。
自転車通勤のほうは、リンケージサイクリング・田代恭崇さんに注意すべき10のポイントを挙げていただきました。
3月:江ノ島はサイクリングの定番!
個人的なことになってしまいますが、春の海、とくに江ノ島が好きなんです。そこで、ANCHOR RL3 DROPで江ノ島へとサイクリング。定番中の定番ですが、毎年やっても飽きません。
また、ANCHOR RL1のカラーのうちのひとつ「ミッドナイトブラック」に合う差し色を探すために、ユニクロでたくさんソックスを買いました。
4月:交通ルールはなぜか難しい
交通ルールって、乗り物を運転するときはもちろん、歩いているときだって常に意識しなくてはいけないのに、どうにもこうにも難解ですよね。その中でも、免許所持者でも理解が難しいと思われる「右折」を紹介しています。純粋な右折に加えて、Y字路を右方向に進む方法も詳しく触れています。
また、ANCHOR RL6Dの「ちょっとグラベルも走れちゃう」という万能っぷりについて紹介する記事も掲載しました。
5月:地理や歴史をテーマにTB1eでサイクリング
5月は、電動アシストクロスバイク「TB1e」を使ったサイクリング記事を2本掲載しました。ひとつは、神奈川県内の「水道みち」。水道管の上にある(ほぼ)まっすぐな道です。とくにこの記事で紹介しているのは、日本最初の近代水道で、歴史的価値もあります。
もうひとつは、関東ではおなじみの「鎌倉街道」の古道を巡るサイクリングの記事でした。
どちらの記事のコースにも「起伏が激しい」という共通点があり、TB1eの性能が活きました。
6月:雨の日も自転車に乗る人へ
6月は、自転車の雨対策を2本。ひとつは田代さんの解説による「雨の日の乗り方」。もう1本は、横浜市瀬谷区にある自転車店「ブギーサイクル」さんの解説による「自転車のメンテナンス」です。
東京では、早々に梅雨明けが発表されたと思ったら雨が続いて、梅雨明けが大幅に修正されたこともあり、6〜7月にかけて雨対策の記事のアクセス数が伸びました。
7月:誰だって最初は知らない部品の名称
自転車はたくさんの部品でできていて、それぞれに名前がついています。自転車の調子が悪くて自転車店に相談したい時などに、各部の名前を知っていると便利です。そんなわけで、とりあえず名前だけでも覚えられるように——という記事を掲載しました。最初は誰もが知らないことなので、心配はいりません。
もう1本は、5月の「水道みち」の記事の続編です。猛暑の日中に前半は日陰が少ない平地、後半は起伏があるというコースでしたが、電動アシストクロスバイクのTB1eで体力をセーブしました。
8月:ビンディングペダルデビュー、しちゃう?
ロードバイクに乗っている人がよく使っている、ビンディングペダル。それっていったい、どんなものなのか、どんなメリットがあるのかを、田代さんに解説していただきました。
9月:見るだけじゃなくて、見られることが大事
9月の1本目は、まじめに「実質カロリーゼロ」を考え、2本目は自転車のギアをお掃除。
そして3本目は、田代さんに「被視認性」の重要性について解説していただきました。被視認性とは、相手から自分を見つけてもらいやすくすること。とくに夜間においては、自分の視界も重要ですが、相手からどう見えているかがとても大事なのです。
10月:オンラインストア先行販売のカラーを紹介
実は、ブリヂストンサイクルのオンラインストアがあって、そこで限定モデルの自転車が販売されています。オンラインで購入しリアル店舗で受け取るのですが、現在のところ東京都限定のサービス。早期のエリア拡大が望まれます。
記事で紹介しているのは、TOTEBOXとVEGASのオンラインストア先行販売カラーです。
11月:自転車との別れ方
11月の1本目は、主に街中で開催される自転車レース「クリテリウム」を紹介。そして2本目は、自転車を処分する際の方法と必要な手続きについて紹介しています。
12月:サイクリング中のエネルギー切れを防ごう
サイクリングはエネルギーを消費しますが、夢中になっていたり、痩せたいからなどといってエネルギー補給を怠ると、本当に体が動かなくなってしまいます。エネルギー補給の重要性について、田代さんが解説しています。
2022年はどんな1年だったか
2022年は、この記事を含めて23本の読み物を掲載しました(他にも数本、短い記事があります)。
1年を振り返ると、今年もやはり至るところでコロナの影響を感じました。サイクリング記事で紹介したいと思っていたお店や施設がなくなっていたり、自転車関連のアイテムを紹介しようにも入荷の目処がたっていなかったりといった具合です。
2023年はどんな1年にしたい?
幸いなことに自転車は、密にならない移動手段ですし、外で体を動かせるアクティビティでもあります。BRI-CHANでは、そんな自転車を使った、しかし「自転車だけ」ではない、楽しいことにチャレンジしていきたいと思っています。
来年もよろしくお願いいたします。
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協力・協賛:ブリヂストンサイクル株式会社